チェルプ は、現在準備中です。
2018/06/01 20:44
幼いころ 親に「調子に乗るとバチが当たる」と言われていた。まさか、まさかね…。バンンコでの話。
その日は寝起きから ちょっと気持ちが悪かった。tamaに なんとなく気持ち悪いからさっぱりした朝ごはん買ってきて欲しいとお願いした。
少ししてから tamaがマンゴーを買ってきてくれ、ありがたくいただいた。あぁ、うまーっ。気持ち悪かったのは空腹だったからかー。と完食。
がその数分後、ものすごい吐き気がしてトイレに駆け込み嘔吐してしまった。
そこからジェットコースター並に体調が悪くなりトイレから出れなくなった。嘔吐、お腹を下すの繰り返し…
やばい、やばい、やばい…まさか食中毒?
tamaに体調が悪い事を伝え 病院を探し向かう事に。
立ってることすら辛い。タクシーの振動さえ地獄。
日本語が通じる病院に着いたが診察まで3段階ぐらい受付がある。その待ち時間にもトイレ往復。あんなに海外のトイレが苦手なのにこの時はもう関係ない。
名前を呼ばれ 診察が始まると「ソムタム食べた?」と聞かれたが全く食べてない。「じゃ、生の魚介は?屋台の物は?」その時 フッと前日の食事が思い浮かんだ。昼ごはんに食べたぶっかけご飯屋さん。tamaとなんかこれ変な味しない?とタイ料理は完食する私たちが全残ししたあのおかず。その小1時間後に tamaはタクシーを飛び降りるぐらいの腹痛に襲われた。
もしかしたらとその話をしたら あぁ…かもね。と言われ日本に帰るまで嘔吐、下痢を止める注射を打ってもらう事に。
(診断はやはり食中毒)
そう私たちはその日が帰国日だったのだ。
絶望的だったが注射を打ってもらったら すこぶる体調が回復した。
めっちゃ元気になって 買えてなかったお土産まで買いに行った。いやー 大した事なくて良かった、イェーイ!なテンションも1時間ほどで終了した。
また、気持ち悪い…お腹がぁあぁ…。
が、日本に帰るしかない。空港までのタクシーを待つ間、車で絶対に吐きませんようにと1000回ぐらい祈った。
空港に着き、もう待つ間は横になるかトイレに走るかの繰り返し。でも絶対に帰る……!
が、最後の最後搭乗口でわたしは限界を感じtamaにわたしを置いて日本へ帰ってくれと頼んだ。いや、ほっとける訳ないよと…その時 異変に気付いたベトナム人と日本人のビジネスマンらしき方が声をかけてくれた。食中毒である事、飛行機に乗れる状況じゃない事を話すと 航空会社の方に何やら交渉しにいってくれた。数分後、搭乗をキャンセルしたので今荷物を降ろしてくれるからと…そして救急車も手配して下さった。
搭乗ギリギリまで側にいてくれ 本当に本当にお2人には感謝しきれなかった。
お2人に別れを告げ、救急車が来るまで医務室で待機のため車イスで運ばれた。その間も嘔吐は続き 掃除のおばちゃんにゴミ袋をもらい顔つっこんで吐きまくった。そこからはtamaが色々な手続きをしてくれ(本当に感謝)救急車に運ばれ タイの看護師に「ウンチ ダイジョウブ?」と質問された瞬間に気を失った。
意識が戻った時は 病院の治療室で一言「ニュウインネ」と言われまた意識を失った。
入院は3日間だったが 病院がホテルのようでtamaの分もベッドとパジャマがあり 2人でパジャマで寝てたらtamaが患者だと間違えられたり、毎回病院食が選べるシステムだったが マカロニスープとガチャピンみたいな色のゼリーしか出てこなかった。空港の医務室では皆がムエタイ見てるから私は放置プレイされ トイレェーー吐くぅうー!と叫びtamaがすっ飛んで来てくれたり。
1人だったら多分 無理だった。tamaにはもちろん 声をかけてくれたお2人もタイの友達や色々な人の助けがあって復活した。
この場を借りて 本当にあの時はありがとうと伝えたい。
3回目のタイで気が緩んでたし絶対自分は大丈夫て思ってた。「調子に乗るとバチが当たる」あぁ、わたしは事が起きてからこの言葉を思い出す。
バチなのか試練なのか…。
余談ですが 海外に1日でも行くなら絶対に海外保険入ることをおススメします。
今回わたしは 最初の病院代、空港の医務室利用料、救急車からの3日間の入院で 30万ほどの請求がきました。海外保険に入っていたので 自己負担にはならなかったが…恐怖です!涙
では、
チャオ!